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仕事をする人にとって住みやすい都市ランキング。スペインの都市が上位3位までを独占!

2023年11月22日

世界中の420都市に510万人以上のユーザーを持つ、海外に住み、海外で働く人々のための最大のグローバル・コミュニティであるInternationから「駐在員(仕事をする人)にとって住みやすい世界の都市ランキング」2023年版が発表されています。

評価方法は下部に記載しています。

世界の住みやすい都市ランキング結果(1位〜10位)

  1. Málaga(マラガ)    スペイン
  2. Alicante(アリカンテ) スペイン
  3. Valencia(バレンシア) スペイン
  4. raʾs al-ḫaimah(ラアス・アル=ハイマ) アラブ首長国連邦
  5. Abu Dabi(アブダビ)  アラブ首長国連邦
  6. Madrid(マドリード)  スペイン
  7. Mexici City(メキシコシティ) メキシコ
  8. Kuaka Lumpur(クアラルンプール) マレーシア
  9. Bangkok(バンコク). タイ
  10. Muscat(マスカット). オマーン

なんと、上位10位にスペインから4都市も選ばれている!

わたしが住んでいるバルセロナは13位でした。

東京は26位と思ってたより低い。

InterNations ホームページより

なぜマラガが1位?なぜスペインからそんなに多くの都市が上位にランクインしているのか?

1位に輝いたスペインの都市Malaga マラガとは?

マラガはスペインの南部に位置する美しい海岸都市で、温暖な地中海の気候が特徴です。
歴史的な建造物や美術館が点在し、ピカソの出身地としても知られています。

美しいビーチや青い海、地元の料理も魅力で、新鮮なシーフードやアンダルシア料理が楽しめます。
親しみやすい雰囲気と地元民の歓迎もあり、駐在員にとって生活しやすい環境です。

アンケートの回答者によると、マラガは親しみやすさでは世界トップで、90%近くが地元の人々は外国人居住者を特に歓迎していると答えています。
他にも、気候や天候の良さ、仕事とレジャー、ワーク・ライフ・バランスでも1位を獲得しています。
また、友人探しや生活の質では世界第2位。
自然環境では第8位
マラガはまた、旅行・交通、ヘルスケアでもトップ10に入っています。
外国人駐在員はさらに、マラガの住宅事情に特に満足しており、見つけやすいだけでなく価格も手頃という評価です。

日本からの観光では、バルセロナ、マドリードに行くことが多いはずですが、ぜひ足を伸ばしてアンダルシアのマラガを堪能してみてはいかがでしょうか。

スペインの都市が多数ランクイン

ランクインしたスペインの3都市に共通しているのは、何と言っても気候がよい、そして定住のしやすさ、生活の質、個人金融の指標でトップ10にランクインしていることです。
これは、手頃な価格で楽しい生活を送ることができる文化であることを意味しています。

ランキング下位の都市のその理由は。最下位はイタリア ミラノ

ミラノ 49位(最下位)

ミラノ回答者の63%(世界平均は31%)が住居を見つけるのが難しいと答えており、駐在員にとって最も好ましくない都市として浮上しています。
また、現地の行政手続きに関する官僚主義への対応、銀行口座の開設、ビザの取得、更新などの問題にも不満を漏らしているとの結果がでています。
またミラノは、雇用の安定および仕事に対して正当な報酬を得ていると感じることに関しては、最下位であり、約3分の1の駐在員がミラノでの個人的なキャリアの機会に満足していない、となっています。

ロンドン 42位

意外なことに、ロンドンは42位にとどまっています。
その主な理由は駐在員のほぼ4分の3が生活費の高さを挙げているからです。
「残念ながら、現地の給与は生活費の高さを補っていないようです」と報告書は言っています。
その一方で、調査に参加した駐在員の75%が、ロンドンに移住したことでキャリアの見通しが良くなったと答えており、また、創造性と柔軟性を奨励するビジネス文化も高く評価されているということなので、帰国してからの出世面ではいいのかもしれませんね。

その他のランキング下位の都市

報告書では、
48位のローマに住む駐在員は「本当に苦労している」
46位のハンブルクに住む駐在員は「社会生活にほとんど不満がある」
45位のベルリンは「世界一生活のスタートが難しい」
41位のパリは「不親切で物価が高い」
と報告されている。

ランキングの方法

ランキングは、InterNationsが2023年2月1日から28日まで行ったExpat Insider 2023調査データに基づくものです。

オンラインアンケートがInterNationsコミュニティやソーシャルメディアで宣伝され、対象は派遣駐在員から自ら移住して住んでいる人まで含まれています。

総参加者数は12,065人で、171の国籍を代表し、172の国または地域に住んでいる人たちです。

また、ランキングには各都市で最低50人の回答者が必要で、2023年にはこの条件を満たす都市が49都市ありました。

評価項目
  • 生活の質(旅行·交通の便、気候、レジャーの充実度、医療サポート、治安·安全面)
  • 生活の始めやすさ(地元住民の親しみやすさ、友人のつくりやすさ、文化)
  • 働きやすさ(キャリアの展望、給与、ワークライフバランス、業務文化への満足度)
  • 金銭面(日常のコスト)
  • 駐在員としての必需品(デジタル周り、行政、住居、言語)
InterNations ホームページより

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