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去る人(退職していく人)を大切にできているか。転職にあたって経験したこと。

2021年1月8日

転職を考えていますか?

この記事では、わたしが転職するにあたって、それまで働いていた会社に退職の旨をつたえた際に経験した話を記載しています。

そこから学んだ大事なことがありました。

関連ことわざ (立つ鳥跡を濁さずの意味)

立つ鳥跡を濁さず

【読み】たつとりあとをにごさず

【意味】立ち去る者は、見苦しくないようきれいに始末をしていくべきという戒め。
また、引き際は美しくあるべきだということ。

故事ことわざ辞典、より

この、ことわざ聞いたことありますよね。去るもの跡を濁さず。ということ。

今回言いたいのは、むしろ逆。
退職する側ではなく、見送る側の人間に言いたい。

これは、大事なので見送る側になった場合はぜひ気をつけましょう。

下は、僕がみずからの経験から考えた言葉。

立つ鳥に対して、跡を濁さず

【読み】たつとりにたいしてあとをにごさず

【意味】立ち去るものに対しては、あれやこれや言わず、心地よく送り出してあげること。美しく送り出すべきだ。

自分発案、より

退職の経験

大学を卒業し新卒で入った会社。
先輩から厳しい指導を受けながらも、同期と切磋琢磨しながら、しばらくすると後輩もできて指導もしながら、多くの経験を積みながら仕事してました。
主に営業。

5年経過するあたりで、自分の将来をいまいちど考えだした。

そして結論が、この会社を退職すること。
新しいことにチャレンジし転職すること。

働いていた会社はブラックでもなく、嫌いになったわけでもなく、会社全体の雰囲気も良かった。
業績も伸びていた。
給料に不満があるわけでもない。
ただ自分の意思で新しい一歩を、別の道への一歩を踏み出したかった。

それだけ。
偽りなく、ただそれだけ。

退職したい旨、上司に伝えた。
とても驚いていた。
まさか自分が退職と言い出すとは。
慰留もされた。
しばらくすると、人事のトップである本部長から呼ばれた。
指定日時に、役員フロアにある個室で話がしたいと。

人事部長にも想いを伝えた。
あらたなチャレンジがしたいと。

「わかった、そこまで本気ならがんばれ」と
言われると思ってた。

現実は逆だった。

人事部長→ぼく

今まで、そうやって新しいことにチャレンジしたいといってきた人間、去っていった人間たくさんいたよ。
ただし、うまくいっているヤツなんかいない、知らない。
ぜったい後悔するぞっ。

「ええええええ。。。。。。」

その時、誓ったのです。

ぜったいに辞める。と。
慰留の言葉は耳にはいらない。

なんで、ここでそんな物言いなの??って。

新しいことにチャレンジして、
後悔なんかしないと強く決めた。

その後、決意どおり退職しました。

そして2年間、
必死に勉強。
いまのところ自分人生一番

勉強した。
公認会計士試験に合格するまで。

勉強中も、あのときの人事部長の言葉は忘れなかった。

反骨魂メラメラ

絶対あきらめない。

あのときの、物言いは、反骨魂をわきあがらせるためではない。

反面教師にしていこう

僕は、会社の所属部門のメンバーから、
退職の相談や報告があったときは、
全力で肯定している。
もちろん、一緒にもっと働きたいよ。

けど、報告するってことは、もう自分の中で強い意思があるし、
あたらしいチャレンジするっていいじゃない。
勇気あるじゃない。

応援するよ。
過去の自分もそうだったし。

もちろん短期的には、チームの人手が苦しくなることもあるけど、そんなのなんとかなる。
また、どこかでつながるかもしれないし。

最後、快く送り出してあげることで、
去っていく人間は、良いイメージを持ったままで、
その後も元職場、会社のファンでいてくれる。

最後の最後でマイナスイメージがついたら、
その話を家族や友達などに伝えるでしょう。

それによるイメージのマイナスって、取り戻せないでしょ。

以上、退職する側が、最後に跡を濁す話はよく聞くけど、
逆もあるんだよって、
伝えたかったです。

ではでは

だれかに、あれこれ

言葉って大事です

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